シチズンファインデバイスの異種材料接合とは?
部品をつなぐ(ガラスー金属)
密閉する(セラミックスー金属)
シチズンファインデバイスの異種材料接合は、
金属を接着剤として用いることで、異種材を強固に接着できます。
<工法>
●熱処理による金属融解によって強固に接着します。
<結果>
●均一な融解によって隙間なくシーリングできます。
●安定した溶解によって強固に接着できます。
高温・高真空下で処理することで、均一な金属融解を実現します。
金属を用いることで、耐薬性が高く、医療機器の接合に最適です。
めっきを使うことで、接着する範囲を指定することができ、
高い接着精度を実現できます。
樹脂系接着剤とAuSnはんだの違い
<樹脂系接着剤>
塗布寸法精度が困難 |
クリアランス狭いと接着剤入りにくい |
液ダレを拭き取る負荷がある |
熱劣化しやすい |
耐薬品性・耐水性が弱い |
高真空気密保持が出来ない |
⇨
<AuSnはんだ>
寸法精度が良い |
クリアランスは問わない |
方向性問わず複数箇所同時処理が可能 |
熱劣化しにくい |
耐薬品性・耐水性が強い(例:次亜塩素酸ナトリウム) |
高真空気密保持が出来る |
接合材料特性
Au/Sn | Au/Ge | ||
融点 | 280 | 361 | ℃ |
ヤング率 | 69.0 | 69.3 | GPa |
引張強度 | 284 | 186 | MPa |
熱伝導率 | 57.3 | 44.4 | W/m・K |
熱膨張係数 | 17.5 | 13.4 | ppm/℃ |
異種材料接合についての事例
社名:非公開A社 業界:医療機器部品、宝飾部品
異種材料接合についての悩みについて
A社では異種材料の接合に接着剤を使っていましたが、部品の小型化に伴い、接着剤での接合が困難となりました。
問題点のヒアリング
医療関連商談会でお会いしたA社から、異種材料接合における悩みについてご相談を受けました。
製品もしくはソリューションの内容について
ガラス-金属、アルミナ-金属、Si-金属、金属-金属などの異種材料の接合を行いました。
価格・納期について
接合内容に応じて、納期含めお見積りをさせていただきます。
お客様の声
・出来栄え品質が既存製品より良かったです。
・シチズンというブランドは安心感があるので、問題なく依頼ができました。
異種材料接合でお困りですか?
是非一度お問い合わせください。
- 異種材料接合についてのお電話はこちら
- 御代田事業所 0267-31-1123 ※受付時間 8:30~17:30(土・日・祭日を除く)
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異種材料接合についてのよくある質問
シチズンファインデバイスの強みはなんでしょうか?
腕時計向け小型部品の製造で培った技術の応用による小型部品の異種材料接合となります。
耐薬品性や耐洗浄性は?
加速試験が必要です。
濡れ性は?
AuSnはんだの濡れ性は非常に評価が高いです。
気密性、真空性は?
高真空で気密保持が可能です。
耐久性や耐用期間は?
3年~10年となります。
酸化の影響度は?
ほとんどありません。
AuSn以外のはんだ材料の接合は可能?
金以外の接合も可能です。
医療関連企業との取引実績はあるか?
取引実績はあります。
宝飾向けで接合した場合、色味は?
お客様の要望の確認後、接合材料を選定します。
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